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成功事例

CASE1. 国内大手システムインテグレータA社とツールベンダB社の資本業務提携

1. 相乗効果を重視した提携

A社は大規模組込みシステム開発に定評があり、B社は国内で唯一ともいえる要件定義・ソフト開発ツールベンダである。両社の提携によって、B社の技術とツールがA社のソリューションに組み込まれることになった。

2. B社資本構成の整備

B社の資本構成は創業者、その関係者、金融機関等に分散していたが、今回A社がその株式の過半を買い取ることで、創業者のExitと資本構成の整理が可能となった。

3. 国策プロジェクトの実現

B社の経営が安定した結果、B社の技術を中核とする国策的プロジェクトの実施が可能となった。

CASE2. 中堅技術商社C社と通信技術ベンチャーD社の業務提携

1. 経営再建

D社は通信技術の開発ベンチャーとして高い評価を得ていたが、業界の参入障壁に阻まれて業績が低迷し、経営再建が必須の状況にあった。

2. 技術評価可能な会社の紹介

D社の技術は非常にニッチな領域に関するものであり、その技術を評価できる企業は極めて限定されていた。そこで、海外製品を利用した同一分野に関するソリューションをキャリアに提案中であったC社に紹介したところ、強い技術シナジーがあることが確認された。

3. 提携スキームの提案

種々のスキームを検討した結果、D社の知的財産権をC社が購入後、D社を清算し、C社の支援の元で新たな会社を設立してC社にコンサル業務を提供し続けることを提案した。その結果、C社は当分野を中核ソリューションに成長させ、新生D社は再出発が可能になった。

CASE3. 大手IT会社E社と通信系ソフト開発会社F社の資本業務提携

  1. E社は従来のビジネスが飽和する時代に備えて、ソフトを中心とした成長戦略を模索していた。これまでにも一定の実績があったが、より一層の推進が求められていた。
  2. F社はこれまで有力総合通信機器メーカーからの受注を柱として成長を遂げてきたが、リーマンショック以降、業績低下に陥っていた。
  3. E社はキャリアを中心に幅広い顧客を有しているが、提供可能なソリューションがハード面に偏っていた。近年、顧客の要望はソフト面のニーズが強くなっており、F社との連携によって、一段と高度で総合的なソリューションの提供が可能となった。
  4. E社の株式取得は51%に留め、F社の将来の上場の可能性を残した。
  5. 今回の資本提携では、株式譲渡と増資の組み合わせにより、F社の財務体質の健全化を図ると同時に、資金力豊富なE社が提供する社内金融の活用により、金利低減、創業者個人保証の解除も可能になった。

CASE4. 大手IT会社G社とソフト販売会社H社の資本業務提携

  1. G社は全国各地に幅広い顧客を有しており、IT機器・ソフト購入キーパーソンと強いコネクションを築いている。
  2. H社はIT製品に関するアクティブで粘り強い販売力に定評があるが、ブランド力に強みがなく、購入キーパーソンにたどり着くまでに長時間を要するという問題を抱えていた。
  3. 両社の提携により、効率的な事業展開が可能となった。残る問題は競争力のある商材の発掘であるが、この点については弊社が今後協力していくこととしている。
  4. 提携スキームとしてはH社の既存大株主の意向を考慮して、当面、G社による20%の株主取得とした。

CASE5. Data-Centricな事業を展開するI社とJ社の資本業務提携

1. 相乗効果を重視した提携

I社とJ社はともに、「データ」の可視性、再利用性、信頼性等を高め、顧客データ資産の付加価値を高めることに、優れた技術を有している。これまでもプロジェクトベースでの連携は実施していた。

2. I社資本構成への参加

J社は連携の効果をより確実なものとするために、I社資本への参加を強く希望していた。弊社は、I社の親会社およびそれまでの株式保有企業との強いパイプを生かして、1年以上にわたり粘り強く説得した結果、J社による約20%の株式取得を実現した。

3. 今後の支援

Data-Centricな事業分野は非常に有望な分野であり、弊社としても今後、両社を支援していくこととしている。

CASE6. 大手IT会社のK社と新進SI会社のL社との資本提携

  1. 中堅SI会社の中核エンジニアが大量に退社して、独立しL社を創業した。
  2. 弊社はL社から相談を受けて、L社の資本強化と協業による成長加速策として、K社の出資を受けることを提案し、資本政策立案。
  3. K社からの出資と融資を受けるスキームを立案し、資本提携を実現した。
  4. その結果、L社は極めて短期間で黒字化を達成し、更に成長を続けている。

CASE7. データ・マネージメント系ベンチャーM社の資本調達

  1. 大きな資本需要があるデータ・マネージメント・サービスのベンチャーM社は、資金不足から加速度的な成長が出来ないでいた。
  2. 弊社は、M社の資本政策、事業計画を徹底的に見直し、創業者のメンタリングを含めて1年超に渡るサポートを続けた。
  3. その結果、国内最大の投資会社から、当初の見込みを大幅に上回る資金の調達に成功した。
  4. 現在、M社は果敢な「攻め」の経営が可能となり、当該事業領域のリーダーとして成長を始めている。
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